「明日、ママがいない」放送中止にするべきではない 

芦田愛菜主演ドラマ、「明日、ママがいない」(日テレ系)が放送中止となる可能性がある。
理由はドラマ内での「赤ちゃんポスト」「児童養護施設」の取り扱い方に熊本市の慈恵病院などが抗議をし、放送中止を申し入れたからだ。
ドラマ内では芦田愛菜演じる主人公の少女は、赤ちゃんポストに預けられていたという設定で「ポスト」というあだ名が付けられている。そのほかの少女たちも、ロッカーに捨てられて「ロッカー」というあだ名がつけられ、貧乏だったため親に捨てられた少女は「ボンビ」というあだ名がついている。こういった不遇な少女たちの描かれ方に対して「同じ立場の子どもが聞いたらどれだけ傷つくか」という批判がよせられている。
たしかに、赤ちゃんポストや児童養護施設のイメージが視聴者に悪く捉えられてしまうような演出だと思う。しかし、それがもし真実であるとするならば、放送中止などにせず社会問題としてきちんと描かれるべきなのではないだろうか。赤ちゃんポストは、事情があって子供を育てられない親への救済措置として支持される一方で、捨て子を助長するという側面もあることは事実。
また児童養護施設で育つ子供には、きっと想像を超えるような心の闇がきっとあるだろう。しかし、闇があるから光がある。このドラマは児童養護施設で育つ子供たちが抱える闇、そしてそれでも強く生きていこうとする姿。それを描こうとしているのではないだろうか。
【参考リンク】
http://www.asahi.com/articles/ASG1J64S6G1JTLVB00T.html

Tomoe Nakao / この投稿の説得力:57%

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