選挙は匂いで投票する。 

年末の神宮通公園に走った。一人亡くなり、もう一人救急車で搬送中とのこと。子供たちに用意しておいたお年玉全額を握りしめて支援団体の方を訪ねた。長期的なサポートが必要だと言われ、私は一回ぽっきりであることや明日は面倒見てもらう側になるかもしれないことを告げた。なんともいい表せない気持ちで公園を後にした。その途端「今こそ、宇都宮さんが必要だ!」と頭の中で声がした。

声については、もう少し説明させて下さい。一昨年、「私達は殺される。弱いものから小さいものから順番に次から次へと殺される。」という声が頭の中で鳴り続け、これはおかしくなったに違いないと精神科医を訪ねた。精神科医は、至って普通の感情であると診断した上で、あなたの言っていることは正しいとなぜか活動を応援してくれた。

私にはおかしな能力があった。普通の人に備わっているものがない代わりにそれがあるのかもしれない。

外国の未開の地、言語の通じないところへガンガンと入っていくことができた。逆にここはダメだという信号をキャチすることもあり、一時輸入業という商売が成り立っていた。

ところで、宇都宮さんが必要だという声はしたもののそのとき誰なのかを知らないでいた。

基本的に人の考えを変えたりできるものではないと思っている。だから、誰かを説得しようなんてことは考えてはいない。ただ、私が感じたことをここに書きたいだけ。

三宅洋平さんという人が宇都宮さんと市民は糸でつながっていると語ったらしい。

けれど、それを聞く前からたぐり寄せていた。糸どころか太いロープでつながっているのかとさえ思った。

今は宇都宮さんがどんな人かよくわかる。嗅覚がそれを嗅ぎつけた。

どうして、言語の通じない未開の地にひとりでガンガン入っていけたのか?それは、最初から知っているところだったから。

それと同じことを今、感じている。眠っていた力が危機を前にして蘇った。

宇都宮さんの匂いを嗅いでくれというのはおかしな話で笑われてしまうが、人にどうして?と聞かれたら、私は間違いなく匂いで選んだと答えると思う。

最後に私が頭で考えられない理由の原因になるかと思う経歴を書かせて下さい。

学校教育はろくに受けていない。3歳からみっちり20年間日本舞踊の稽古をし、その道で生きていく筈だった。けれど窮屈すぎてエスケープして、いろいろな仕事、商売をやってきた。会社勤めも中小だったが一応やってみた。

つまずく度に感じたこと。それは日舞の中にすべての答えが詰まっているということ。

きちんとその法則に従って生きていれば、おのずと妙案が向こうからやってくる。

勿論、今現在昔のようには踊れない。ただ、その世界をイメージするといろんなことが見えてくる。

これが私の唯一の財産であり、道しるべだ。

宇都宮けんじさんと自分との調和を今、とても強く感じている。

神宮通公園に走ったおかげで私はサインをキャッチした。

Tamao Yamamoto / この投稿の説得力:50%

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